水をかけて、シャンプーを泡立てて、きれいになったボディーに水をかけて、最後にすることと言えば洗車の最終仕上げでもある水滴の拭き取りです。
洗車のハイライトと言えば、シャンプーを使ってボディーの汚れを落としているときと思いがちですが、実はこの拭き上げこそが一番重要な作業ではないかと私は思います。
いくらきれいに汚れを落としても、この拭き上げ次第では洗車後のツヤがイマイチだったり、最悪の場合ボディーに傷を付けてしまったりするのです。
そこでお薦めしたいのがセーム革による拭き上げなのですが、軽く絞って水滴を拭き上げるのも良いと思うのですが、もっとボディーにやさしい方法があります。
それはちょっときつめに絞ったセーム革をきれいに開いてボディーに乗せて、片方をつまんで滑らせるという方法です。普通のウエスではそんなことをしてもいっこうに水滴が落ちませんが、吸水性の良いセーム革ならではの使用法です。拭き取ると言うより、ボディー表面を滑らせるのがコツです。拭き上げに伴うボディーへのキズを最小限に抑えられるので、仕上がったときのツヤが違いますよ！傷予防にプロテクションフィルムを塗装面に施工するのをおすすめします。施工個所を選ばないプロテクションフィルムはおすすめです。